ハロウィンとは、毎年10月31日に行われる「お化けカボチャ」の飾りや、魔女やお化けの仮装などで賑わうお祭りのことです。

もともとは、古代ケルト人の伝承から行われるようになったのですが、現在では仮装(コスプレ)をして練り歩いたりカボチャで作った「ジャック・オー・ランタン」を飾ったりするお祭りとなっています。

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また、この日、子供たちは魔女やお化けに仮装して近所の家に行き「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらいちゃうぞ!)」と言ってお菓子をもらうということも行われています。ただし、お菓子を出す家にはあらかじめ了解をとってあることが多いようです。

このハロウィンの行事は、キリスト教のお祭りと勘違いされることもありますが、実はキリスト教にとっては異教徒の祭りです。

アメリカ合衆国ではポピュラーなお祭りですが、日本でも東京ディズニーランドで平成9年(1997)から「ディズニー・ハロウィーン」がスペシャルイベントとして実施されることで広まりました。

なお、東京ディズニーシーでも、平成20年(2008)から「ディズニー・ハロウィーン」が行われています。※正式に行われたのは平成21年(2009)から。

ハロウィンはいつ?

最初に記したとおり、ハロウィンは毎年10月31日です。

なので、2019年(令和元年)のハロウィンは、10月31日の木曜日です。

2020年(令和2年)のハロウィンも、10月31日です。

ハロウィンの起源

ハロウィンは、ヨーロッパで古代ケルト人が行っていたサウィン祭が起源と言われています。

ケルト人とは、古代にヨーロッパに住みケルト語を使用していた人々で、現在はスコットランドやアイルランドなどに住んでいます。

さて、古代ケルト人は、10月31日を一年の終わりと考えていて、この日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。

しかし、この日は先祖の霊とともに魔女や悪霊・お化けもやってくると考えていて、それらを驚かせて追い払うためにお面をかぶって仮装をしたり魔除けの焚き火を行っていました。

この風習が、次第にキリスト教など他の文化圏にも広がり、現在では宗教的な意味合いが薄れて仮装やカボチャの飾りなどを楽しむお祭りとなっています。

トリック・オア・トリート

ハロウィンの夜には、子供たちが近くの家を訪ねて「トリック・オア・トリート(Trick or treat.)」 「お菓子をくれないといたずらいちゃうぞ!」と言って、お菓子をもらって歩くという風習があります。

これは、直接その家の人が出てきて渡す場合もありますし、家の玄関前にお菓子が入った箱を置いておく場合などもあります。

お菓子をあげる家は、あらかじめ話が通っている場合が多く、玄関のライトをつけていたらお菓子をあげるという合図というところもあるようです。

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また、商店街などのイベントで、参加料が必要ですがお店を回ってお菓子をゲットするというところもあります。

近年では、日本の幼稚園・保育園や小学校などで仮装した職員からお菓子をもらうというイベントを行っているところも出てきました。

ただし、日本ではお菓子がもらえなくてもイタズラをする子供はほとんどいないようですね。

ジャック・オー・ランタン

ジャック・オー・ランタンとは、ハロウィンの日に飾られる「お化けカボチャ」のこと。

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もともとは「カボチャちょうちん」のことで、オレンジ色のカボチャに目や鼻や口をくりぬいて、内側に火のついたろうそくを立てたものです。

おどろおどろしいカボチャの顔で、ハロウィンの日に出てくるという悪い霊を怖がらせて追い払うために置かれます。

ただし、オレンジ色のカボチャで作られはじめたのは、アメリカ合衆国でハロウィンの行事が行われてからのもの。ヨーロッパでは昔からカブをくりぬいて作られていました。

ですが、カブはアメリカでは一般的ではないため、手に入りやすいカボチャで代用したのが「お化けカボチャ」の始まりです。

今ではハロウィンイベントがアメリカで盛んになったため、カブよりもカボチャのジャック・オー・ランタンのほうが有名ですね。

ジャックオーランタンの由来 ~しみったれジャックのお話~

しみったれジャック(Stingy Jack)と呼ばれる酔っ払いがアイルランドにいました。

悪魔が彼の魂を取りに来たとき、ジャックは酒を一緒に飲むように誘いました。そして、酒代の代わりになるようジャックは悪魔をだましてコインに変身させました。

しかし、悪魔がコインに変身するとジャックはそれを銀の十字架が入った財布に入れてしまい悪魔が元に戻れなくしてしまいます。そして、ジャックは「魂を10年間とらない」という約束をさせ悪魔を解放しました。

さて、10年後に悪魔がジャックの魂を取りに来たとき、ジャックはまたしても悪魔をだましました。

リンゴをとってくるようにお願いして、悪魔を果物の木の上にのぼらせます。そして、悪魔が木の上にいる間に急いで木の幹の周りに十字架を置きました。十字架に触れることができず悪魔は降りることができません。

ジャックは今度も悪魔に取引をもちかけ、「決してジャックの魂をとらない」と約束するよう話しました。悪魔が自分の魂を奪わないと約束すると、ジャックは十字架を取り除き、悪魔はようやく木から降りることができました。

その後、ジャックは死にましたが、神はジャックが天国に入ることを許しませんでした。

しかたなくジャックは地獄に行こうとしますが、今度は悪魔がジャックを地獄に入れることを許しませんでした。なぜなら、決してジャックの魂を取らないと約束したからです。

悪魔は、道を照らすために燃える石炭だけをジャックに渡して、暗い夜に送り出しました。

ジャックは中をくりぬいたカブに石炭を入れ、ずっとさまようようになりました。
アイルランド人はこの幽霊のような人物を「ジャック・オブ・ザ・ランタン」と呼び始め、それから単に「ジャック・オ・ランタン」と呼び始めました。

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